感情のまま怒らない
【ポイント】怒ると叱るは違います
怒るは「大人の感情の発散」、叱るは「子どもの成長のための指導」。
実践アドバイス
・怒りそうになったら、まず深呼吸を3回。
・その場ですぐに言わなくてもOK。気持ちが落ち着いてから「伝える」でも十分。
行動を叱り、人格を否定しない
【ポイント】「なんでそんなことするの!」よりも「その行動は困るよ」
NG例:「ほんとダメな子ね」
OK例:「おもちゃを投げるのは危ないからやめようね」
叱られても、「自分は大事にされている」と感じられる伝え方を心がけましょう。特にその子自身の否定にならず、その子の行った行動が行けなかった、と伝えられる方法を選択しましょう。
叱るルールを明確にする
【ポイント】叱る前に「何がOKで、何がNGか」を日頃から伝えておく
実践アドバイス
・曖昧なルールだと、子どもも混乱してしまいます。
・「大声を出していいのはお外の時だよ」「お菓子は1日2個だよ」など、具体的に伝えましょう。
人前で叱らない
【ポイント】子どものプライドを守ることも大切
周囲に人がいると、子どもは恥ずかしさで余計に反発します。
叱るなら、なるべく静かな場所で1対1で。
どうしてもその場で言う必要があるなら、ひとこと「後で話そうね」と伝えて。
叱った後はフォローを
【ポイント】「叱ったまま」ではなく、「関係を修復する」ことが大切
実践アドバイス
・抱きしめる
・「さっきは怒っちゃってごめんね。あなたのことが好きだから伝えたかったの」
・「どうしたらよかったと思う?」と子どもに考えさせる時間も◎
叱った後に、もう一度「大切に思っているよ」と伝えると、子どもは安心します。
コメント