作業療法ってなに?
作業療法(さぎょうりょうほう)は、子どもから大人まで、「その人らしく生活する力」を育てるためにサポートする専門的なお仕事のことです。
たとえば――
• お着替えやトイレ、食事など“生活に必要なこと”がうまくできない子
• 手先が不器用で、ハサミや鉛筆が苦手な子
• 落ち着きがなくて集中が続かない子
• 感覚に敏感だったり、こだわりが強くて困っている子
• 人との関わり方が苦手で、園や学校で困っている子
こうした子どもたちの「できるようになりたい!」を応援するのが、作業療法士の役割です。
「作業」ってなに?
「作業」って言うと、「お仕事?」と思うかもしれませんが…
作業療法でいう“作業”は、「生活の中のすべての活動」のことなんです!
たとえば…
• 遊ぶこと
• 食べること
• 身の回りのこと(着替え・トイレなど)
• 学校での学びや運動
• お友達と関わること
これら全部が“作業”です。
子どもたちは、日々いろんな「作業(活動)」を通して、自信やスキルを育てていきます。
子どもと一緒に“できる”を育てる
作業療法士は、ひとりひとりの子の得意・苦手に合わせて、
• どんな遊びや活動をすると発達を助けられるか
• どんな環境や道具があると力を発揮しやすいか
• 困っている時にどう声をかけると自信になるか
を一緒に考え、実践していきます。
子どもが自分らしく、笑顔で成長していけるように。
その“土台作り”をするのが、作業療法なのです。
おうちでもできる“作業療法”のヒントを届けたい
このブログでは、作業療法士としての経験と、3人の子育てを通じて得た実践の経験をまとめて、お届けしていきます。
子どもの小さな「できた!」を育てていくお手伝い=“おうち療育”のヒントを、きりんママと一緒に見つけていきましょう!
こんな場合はどうしたらいいの!?という質問も大歓迎です。