学校の個人面談。
保護者にとっても、先生にとっても、そして子どもにとっても「大事な対話の場」です。
でも、ちょっと身構えてしまったり、「うまく話せなかった…」と後悔することもありますよね。
今回は、個人面談の前後に家庭でしておくと役立つことを、わかりやすくまとめました。
忙しい中でもできる“ちょっとした工夫”が、子どもにとっての大きな安心につながります。
【個人面談前】準備しておくと役立つこと
①子どもとゆるく会話しておく
「最近、学校どう?」「楽しいことあった?」など、構えずに聞いてみましょう。
「◯◯先生ってどんな先生?」「今、困ってることある?」などもおすすめ。
ポイント:親が「知ろう」とする姿勢だけで、子どもは安心します。
②気になることをメモにしておく
・家での様子(疲れている/宿題に時間がかかる など)
・気になっていること(人間関係/学習面/配慮が必要なこと)
・伝えたいこと(家庭での取り組み/病気や通院のこと)
ポイント:当日は緊張して飛んでしまうこともあるので、メモがあると安心です。きりんママはいつもスマホにメモをして挑みます
③事前アンケートがある場合は丁寧に書く
学校によっては「事前の聞き取りシート」があることも。
できるだけ丁寧に書いておくと、面談の時間がより有意義になります。
【個人面談後】しておくと役立つこと
①子どもに伝えるときは、やさしく端的に
面談内容を子どもに伝えるとき、「こう言ってたよ」とそのまま伝えるのではなく、
子どもの自己肯定感を守る伝え方を心がけましょう。
✗「先生が、もっとがんばってって言ってたよ」
◎「先生、◯◯のことを気にかけてくれてたよ。一緒に応援してくれるって」
②話し合ったことをメモや記録に残す
・話したこと、伝えたこと
・今後のサポートや連携について
・やることリスト(家庭で見守るポイントなど)
ポイント:後で見返すと「一貫した対応」がしやすくなります。
③必要に応じて学校と再確認する
面談での内容が曖昧だった場合、後日改めて連絡帳などでやり取りするのもOK。
モヤモヤはそのままにしないことが大切です。
先生と信頼関係を築くために心がける姿勢
• 「一緒に子どもを育てるチーム」という意識を持つ
• 一方的に指摘するのではなく、協力を求める言い方を意識する
• 面談をきっかけに“家庭と学校の橋渡し”をしていく
まとめ
個人面談は、成績や問題点を指摘される場ではなく、
「その子らしさ」を見つめて、育ちを支える場です。
「うまく話さなきゃ」よりも、
「うちの子をよく知ってもらえたらそれでOK」くらいの気持ちで。
きっと、先生との距離も少しずつ縮まっていきます。
きりんママは、個人面談の度に前回を振り返り、長期的な目標や成長しているポイントを再確認していますよ。個人面談は子どもの今と未来をつなぐ貴重な時間。有効に活用したいですね!
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